加計呂麻にフェリーで渡る
奄美大島の南部にある古仁屋港(こにやこう)から、フェリーで約20分ほどのところに位置する加計呂麻島。今年の7月に友人と渡って以来、2度目の加計呂麻旅となりました。
愛車のジムニーちゃんがフェリーに吸い込まれていきます。
そう、加計呂麻では車がないと不便なため、車ごと。
軽自動車とわれわれ2人の往復運賃は、6,640円。交通費的には、熊本から福岡に行くような感覚でしょうか?クレジットカードは、VISAカードのみ利用可能でした(2022年12月15日時点)。
出発してちょっと話していたら、あっという間に加計呂麻島に到着です。
西田製糖工場へ
加計呂麻へ来た第一の理由は、西田製糖工場に来てみたかったから。
西田製糖工場の原酢はおいしくて料理にも使えて万能と友人に教えてもらってから、ずっと気になっていたのです。そして、現地で購入するのが一番安価だとも。
こちらが、その原酢。
ネットで調べてみると、たしかに3000円を超えた値段がついているお店が多いです。
でも、直販所では2000円ぽっきり。
せっかくここまで来たのだからと、原酢を大量購入。そして、収穫シーズンに入った黒糖も。昨日できたばかりという黒糖で、とても新鮮です。
わたしの推し黒糖は別にあるのですが、夏以降どのお店で探しても入手できずにいます。まだ製糖がはじまっていないのか、人気すぎて即完するのかはわかりません。いずれにせよ、見つけたときは間違いなく大量に買ってしまうことでしょう。そして、ブログで紹介したいと思います。
西田製糖さんの黒糖も、食べてみるのが楽しみです。
伊子茂のまもるくん
伊子茂のまもるくんにも、きちんとご挨拶。
加計呂麻の塩
早々に加計呂麻へきたミッションを済ませたため、それからは奄美100魚種チャレンジ!に移行。
島をぐるっと巡りながら釣りをしていたわけですが、途中、加計呂麻の塩を作られている場所に辿り着きました。
それがこちらで、ふるさと納税にもなっているみたいですね。
小さめでちょっとしたお土産にしやすいため、これまで何度か購入したことのあるお塩。どんなふうに作られているのだろうと思い、ウロウロしていたら、生産者の方を発見!
塩を購入させてもらった後、工場内を見学させてほしいとお伝えしたら、快諾してくださいました。
海水は、海からパイプを通じて汲み取っているとのこと。汲み取った海水を、8日間かけて薪でじっくりと炊いていくそうです。
この日は7日目で、弱火でじっくりと炊くタイミングでした。
小さな薪を選び、火が強くならないように調整される段階。
出来上がり間近のお塩はこちら。
美しく感じるのは、わたしだけでしょうか。
生産者さんは、「このタイミングで見学できる人は、あまりいませんよ」とおっしゃっていました。
なんてラッキー!
1人で一連の作業をされているというから驚きです。作られている現場を見ると、一気にその商品を愛おしく感じてしまいます。
突然の訪問にもかかわらず、見学させていただきありがとうございました。
キャンプ飯は、イカとカレー
100魚種めざして釣りをしていたわけですが、あるポイントでイカがたくさんいるのを発見。夜ご飯のおかずが必要だったため、われわれはエギングに途中で変更し、イカちゃんをゲットしたのでした。
小さめのイカちゃんたち、普段ならリリースするところですが、今回は食料確保のために致し方ありません。
イカちゃんをゲットして日が暮れたため、港で腹ごしらえ。
瀟洒なキャンプグッズはないため、段ボールにカセットコンロをのせ、地べたに座るスタイル(笑)
夫が釣った4匹とわたしが釣ったさらに小さいイカちゃん。
フライパンで素焼きし、塩をフリフリ。
おいしすぎました、美味。イカちゃんありがとう。
そしてこんなときは、家に備蓄していたレトルト食品のカレー。
こちらも美味。
場所を移動して、海岸で雨の降る中キャンプ(ちょうど雨を避けれるような場所に目星をつけていました)。天気が悪いのに、海は透き通っていてキレイ。
あな、すばらしや。
もちろん(?)朝も続けてカレー。
缶詰のカレーをなめていました。
おいしすぎて、ごはんが足りなかった…
レトルト食品に頼り切ったキャンプ飯となりました。天気が良かったり、連泊できるときはがっつりとキャンプグッズを持ち込んでごはんも楽しみたいものです。
たづき食堂でランチ後、予定を3時間早めて出港
朝、カレーで食欲が満たされたわたしたちは、その後も釣りしながら島内をドライブ。
さとうきびの収穫が始まっていました。
さとうきびの収穫は冬で、黒糖作りは遅くて6月まで(西田製糖工場情報)。子どものときは関心のなかった(どちらかというと嫌い?)黒糖が、大人になった今はおいしく感じるから不思議です。しいたけも然り。そんなわけで、わたしは嫌いな食べ物がなくなりました。
お昼が近くなるにつれ、ランチをどうするか議論がはじまりました。
もともと、ランチは島内のカフェに行こうと話していましたが、どこも冬季休業中というではないですか!
これはもうイカを釣ってまた焼くしかないのか?という結果に着地しそうにもなりましたが、18:15に出港予定だった瀬相港近くに13:30ころ到着したとき、1軒の定食屋さんが開いているのを発見しました!
たづき食堂さん
はい、即入店です。
優しそうな年配女性が切り盛りされていて、店内には有名人のサインがずらり。安倍昭恵さん、ピースの又吉さんなどなど十数名。
わたしは焼きそば定食、650円。離島で、650円でランチが食べれるとは。驚きです。想像していた焼きそばとはちょっと違うお味でしたが、おいしかったです。
夫はソーキ丼、850円。一口もらいましたが、おいしかった!次はわたしもソーキ丼。
食べ終わったころには、14:00をまわっていました。
気づいていて気づかぬふりをしていましたが、雨足が明らかに強くなってきています。
あと4時間も雨の中釣りをするという選択肢がどんどんと2人の中で薄まっていき、予約していた18:15の出港を14:40に早めることにしました。ちょうどよいタイムスケジュール。
瀬相でぐるりと1周達成。
ありがとう、加計呂麻島。
また遊ばせてください。
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