石の下から、あさり?!
潮干狩りと言えば、有明海を有する熊本で生まれ育ったわたしの脳内にイメージされるのは、干潟で帽子をかぶって長靴を履きシャベルを持つ光景。
まさしく、こんな感じ。
このとき持っていたのは塩とお好み焼きのときのアレだけども
昨年はマテ貝にはまり、熊本で2〜3回潮干狩りに出かけた気がします。
ちなみに、このときはこんなにも大漁でした。狙っていたマテ貝だけでなく、カニにはまぐりにあさりまで。なんと豊かなことでしょう。
これは有明海という土壌が成せる技だと思っていたわたしは、
奄美大島では潮干狩りはできないだろう
そう、大変失礼ながら、そう思い込んでいました。
ところがどっこい!
宇検のおばぁは、「あさりもその辺で獲れるよ」と言うじゃありませんか。干潟でしかできないと思い込んでいたわたしたちには衝撃的だったため、おばぁがあさりを獲りに行くときに、同行して見せてもらうことにしました。
着いて行って、これまた衝撃。
おばぁ「大きな石の下に多いのよ」。
石の下、だと…?!
はい、わたしたちの驚きようは安易に想像していただけるかと思います。
誰が石の下を掘るだなんて想像したでしょうか。
本当にあさりが出てくるのか、見るまで信じることはできません。
おばぁ、石の下を掘ります。
掘って掘って掘ります(深いところにはいないらしく、表面だけさらっと)。
あら、不思議!お見事!
1時間も経たないうちに、石の下からこんなにもたくさんのあさりさんが出てきたのでした。
熊本のあさりとは、種類が違うような?
あさりを洗うおばぁ、絵になります。
また一つ、奄美大島のことを教えてくれてありがとう。
あさりを食す
おばぁ、お優しいことにすべてのあさりをくださいました。
ということで、帰ってすぐに砂抜き。くねくねダンスしながら触覚(?)を出すあさりがかわいくて、長いこと観察してしまいました。あさりの動きには中毒性があります。
最終的に、夫の手によりお味噌汁となりました。
とっても美味!あさり最高!おばぁに感謝!
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