こちらは、呼吸中のウミガメさん
海に行けば大体見かけるウミガメさんですが、詳しいことはあまり知らなかったわたし。
奄美移住の先輩であり、同郷の友人からウミガメミーティング2023の情報を聞いたときには、「わたしたちも参加します」と即レス。
ということで、2023年6月16日にどれんキャンプ場&安木屋場海岸で開催されたウミガメミーティングに参加してみました。こどもから大人まで想像以上に参加者が多く、ウミガメさんに対する関心の高さがうかがえます。
▼Yahooニュースはこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/a9d8beba964f4411ff519930c51d3eb735487e00
アカウミガメ、アオウミガメの生態などについて奄美海洋生物研究会の興克樹さんからお話を伺った後(こどもたちも真剣!)、実際に夜の海岸をみんなでお散歩しにいきました。
以下、記録用メモ(もっとたくさんお話しされていましたが、わたしの脳内に留まったことのみ)。
- アカウミガメの個体数は減少しているが、アオウミガメは増加傾向にある
- アカウミガメの産卵地は、北太平洋では日本が唯一の場所
- 産卵から約2ヶ月後に赤ちゃんが孵化、そこから海を目指して走り出す
- 卵が孵化してから24時間はスーパーサイヤ人状態(フレンジー)になるため、全速力で海岸へと走っていける
- 卵はイノシシに食べられることもある
- 海洋プラスチックの誤飲などで亡くなってしまうケースよりも、漁業用の網にひっかかってしまって亡くなるケースの方が多い
- 光に向かって走る性質を持っている
途中、苦手なGが柱で休憩していることに気づいてから、そわそわしてしまったわたし‥
そして、夜のお散歩へ!
残念ながらカメさんたちは産卵に来ていませんでしたが、数日前の足跡を観察することができました。赤いライトを使うのは、虫が寄ってこないことと、もしウミガメの赤ちゃんが孵化していたときに、誤って懐中電灯の光の方へ走ってしまうのを防ぐため、とのことでした。
こうやって集っている写真だけを見ると怪しい団体にしか見えませんが、大人もこどももウミガメの足跡や生物観察を楽しむことができました。
夏になったら、夜の海岸へ繰り出してウミガメの赤ちゃんの孵化に立ち会ってみたいです。
出会えるかどうかは、わたしの運が試される!
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