先日、アマミイシカワガエルの記事を書きましたが、この日奄美自然観察の森で探せども見つからなかった植物、それがシイノトモシビダケ。傘の大きさは1~2センチと小さく、枯れたシイの木に自生しています。奄美大島の固有種ではなく、屋久島や和歌山でもよく見られるようです。
例のアマミイシカワガエルがいるよ!と教えてくれたおじちゃまもシイノトモシビダケを探していましたが、「なめくじに食べられたかな」と見つからないご様子。
なのでわたしたちは奄美自然観察の森で見つけるのは諦め、その夜、スダジイの木が生えている林道へシイノトモシビダケを探す旅に出ました。
ただのドライブなんだけども
朽木のようなものを見つけては、止まってヘッドライトを消し、辺りを真っ暗に。光るキノコなんだからきっと暗くしたらわかるよね、との前提の元、そんな探し方をしてみました。
なかなか見つからず苦戦していたら、アマミヤマシギの赤ちゃんを発見。
久しぶりのシギちゃんに「かわいいね〜」とほっこりシギちゃんを見つめながら通り過ぎたところ、なにやらニョロっと動く生物発見!
ハブかもしれないと思ったわたしは、夫にバックを求む。
そしたら見事にハブ🐍
お後は、いつものごとく夫がハブを捕まえ、わたしが箱を準備。ちょっと苦戦しつつも、無事に確保することができました。
ハブちゃんを確保するのも、なんだか可哀想にも思うのですが‥ハブはきっとシギの赤ちゃんを狙っていたわけで、シギの赤ちゃんを救ったと思い、「ハブちゃんかわいそう」との気持ちを昇華することにしました。
気を取り直して、ドライブ再開。
なかなか見つからず、諦めかけていたころ‥林道沿いのガードレール下に光る物体をついに発見!
下りて近づいてみたら、シイノトモシビダケさんでした!
しかしながら、この日は相棒のPENちゃんを携帯しておらず‥iPhoneでは上手く撮影することができませんでした。
ということで、昨夜リベンジ!
研究熱心な夫により、シイノトモシビダケを撮影することができたのでした。
わたしは撮影する夫を眺めてる係
暗闇に浮かび上がるキノコちゃん。幻想的で可愛いです。4月後半〜6月に奄美大島へ来る方は、見ることができるかも?しれませんね。
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