【出産レポ⑤】お産より断然辛かった!大量出血の処置

ベビが生まれて、明日(2024/10/10)で50日、あっという間に新生児期が終わりました。

もう毎日可愛すぎて、すでに親バカ発動中です。

さて、出産レポは生まれて終了ではありません。その後が辛かった。思い出してもちょっと辛い。「あぁ、せっかく安産だったのに‥」という感じです。

お産の出血量

お産は終始順調で、夜中に「あれ?これって陣痛なのかな?」と感じ始めてから産むまで約7時間でした。助産師さんたちからも、「初産なのに早かったですね〜お上手でした。」とお褒めの言葉をいただきました。

このお産時に出血した量は、395ml。

もちろん、この量は問題なし!

あとはお部屋に戻って、お昼ごはん!となるはずが。

産後のおトイレで、大量出血!

お産後は、2時間分娩室で担当の助産師さんに処置をしてもらいながら赤ちゃんと夫と3人で過ごしました。お産担当の助産師さんは同い年だったこともあり、雑談しながら産後の処置をしてもらいほのぼのとした時間が流れていました(助産師さんは忙しそうでしたが)。

それでは、私と一緒におトイレに行ったあとにお部屋に戻って、お昼にしましょうか

ということで、助産師さんについてきてもらって産後初のおトイレ。

「車椅子に乗りますか?」と言われたものの、普通に歩けたので「歩いて行きます」とわたし。

いざお手洗いに着き、パンツを下ろそうとした瞬間!

ドバドバドバッとまさかの大量の出血

私がびっくりしたのはもちろんのこと、助産師さんもびっくり!これではトイレはできないということで、結局車椅子に乗って分娩室へ戻ることに。

私はこのとき何が気になっていたかというと、「靴」!お気に入りの靴にちょっと血がついてしまっていて、すぐに水で流したい衝動に駆られていましたがまぁそれどころではなく。「あぁ靴についた血を流したい〜」と思いながら車椅子を押されていました。

分娩室でランチタイム

分娩室に戻った後は、助産師さんに悪露用の巨大おむつを変えてもらって、待機。助産師さんは予想外のことが起きたため先生やその他助産師さんたちに連絡を取ったりとバタバタ。その間、夫とベビは外の椅子で待っててもらうことになりました。

バタバタと一旦処置が終わった後、お部屋にはまだ戻せないと助産師さんは判断されたため、「分娩室でお昼を食べましょうか」とのご提案。

「分娩室なら夫とお昼ごはん食べれる〜」と思ったため、即「分かりました!」と私。

母が陣痛が長引いた時のために、おにぎりとちょっとしたおかずを差し入れしてくれていたの

ついさっきまでイキんでいた分娩台の脇にお昼ごはんが運ばれてきて、夫とランチタイム。

なんだか不思議な時間でした(笑)

ちなみに、このときのメニューはスパゲッティー。

米好きの私は、夫が食べてるおにぎりを食べたくなったため、半分ずつトレードしてもらいました。

分娩室で食べる母のおにぎり、おいしかったなぁ

出血原因は不明!処置に耐えた数時間

ランチ後、夫は帰宅。

わたしはそのまま分娩台の上に横になり、まずは導尿!そう、おトイレに行ったのに出血が原因でおトイレできませんでしたから。

この導尿が、痛くって!!!第一試練でした。

その後、出血を止めるための処置がはじまりました。このとき、私のお産担当だった助産師さんは、午後から搬送されてきた患者さんのところへ行かなければいけなかったようで、別の方にバトンタッチ。

先生の指示に従って、バトンタッチされた助産師さんはまず子宮収縮が良くなる点滴をスタート。

助産師さんと私、1対1での処置がはじまりましたが、そこから数十分様子を見ても、止まる兆しのない出血。

助産師さんが先生を呼び、子宮の様子をクスコという器具でチェック!

ひぃいいい〜〜〜〜〜!

痛すぎる。

なにこれ、拷問ですか?と絶叫しそうになったものの、大声で痛い!と一言。

最後の最後に、原因判明!

クスコでチェックされた後、点滴が増えて助産師さんはいつの間にか2人に増え、かなり強めの力で子宮のマッサージがはじまりました。

1人はマッサージを懸命にしてくださり、1人はこれまでの処置内容等をパソコンに記録されているようでした。

「子宮をマッサージしている間は、収縮はいいんだけどね?」という助産師さん同士の会話を聞きながら、私は痛みに耐えるのみ。

途中、生まれたばかりのベビも運び込まれ‥ベビがおっぱいを吸いながら(子宮収縮がよくなるため)、お腹は2人が入れ替わりで絶やさずにマッサージ。

ん?いつの間にか助産師さん3人に

それでも止まらない出血、ということでまた先生登場!

そして私にとっては凶器のクスコも再登場!!!

「先生、それは本当に痛いのでやめてほしいです…」という私の願いは受け入れられず‥またもやクスコを差し込まれて、絶叫。

いたぁぁぁあい!

もう本当に、どうにかなるかと思うくらい痛い。

それでも出血のはっきりした原因はわからず、変わらず続く子宮マッサージとベビの乳首吸引。このとき、エコーも診てもらい、「コアグラが溜まっているから、それが出きったら出血止まるのでは?」という見解に。

なので、マッサージでどうにかコアグラを出すぞと意気込んでいる助産師さんたち‥それでも出血は止まらず、3度目の先生登場。

そして、またもやクスコ!!

痛すぎたのは言うまでもありません。そのあと、別のマシン登場。棒みたいなやつで、最新器具のようでした。このとき、助産師さんは2人から4人、先生は2人に増えていました。

この新たなマシンを使ってようやく

膣壁が傷ついて、そこから出血している!

という原因が分かりました。

クスコが痛かったのは、膣壁が傷ついていたから‥

このとき、すでに午後16:00ころ。今までしてもらっていた処置は、なんだったんだ?という気持ちになりながらも、原因が判明して一安心。

したのも束の間、

膣の奥を数針今から縫いますね

と先生

も〜子宮マッサージとクスコ検査でほとほと疲れ切っていた私にトドメを刺す気ですか?

痛み止めの点滴を打たれながら

「先生、やさしくしてくださいね〜!」と懇願したものの‥痛すぎて

いたぁぁぁあい

と絶叫。

助産師さんが手を握って「がんばって、後少し」と励ましてくださったのがまるでお産と同じ状況でしたが‥

断然、お産よりその後の処置の方が辛かったわけです。

お産の出血とあわせて約2Lの出血となりましたが、不甲虫の幸いで輸血は必要なく。また、貧血にもなりませんでした。

この出血の原因を作った犯人は‥

ベビちゃん(笑)

右手先行で頭より先に手が出てきたみたいで、その手で傷をつけたみたいです。

先生も助産師さんたちも、原因が判明するのが最後の最後になってしまったためとても申し訳なさそうにされていました。

最後まで懸命に処置してくださった助産師さんには感謝です

が、先生とは言え人間。こんなこともあるのでしょうね。辛い数時間を過ごしたのは事実ですが、大事に至らなかったのでモウマンタイ。

我が子よ、おかげさまで母はまた一つ強くなった気がするぞ

先生と1ヶ月検診で再会した時、開口一番「ごめんなさいね」と。「いえいえ、大変お世話になりました」

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