アマミイシカワガエルに心を奪われる

日本一美しいと言われている、奄美大島の固有種であるアマミイシカワガエル。レッドリストに挙げられているも、夜山道をドライブしていると見かけることはままありました。

でも先日、はじめてお昼間にアマミイシカワガエルちゃんに出会いました！

お腹が大きくなってきて、山道を歩きたいけれどもあまりにもハードなコースはちょっと不安。

ということで、夫と奄美自然観察の森へ行くことに。

奄美自然観察の森は龍郷町にあり、歩道も整備されているため老若男女奄美の森を楽しむことができる場所です。植物だけでなく野鳥の種類も豊富で、大きなカメラを抱えたおじ様たちも何人か見かけました。野鳥愛好家の方たちなのでしょね。

わたしたちもお散歩。

アカヒゲの鳴き声が頻繁に聞こえるも、姿を捉えることはできず。

途中からシイノトモシビダケという夜になったら光るきのこ探しをしていたら、夫が空を眺めてじっとしているではありませんか。

何か見つかった？と思ってイソイソと近づき、わたしも同じ方向を見てみると１羽の野鳥さん。

キツツキ系かもね？と話していたら、ビンゴ！

カタカタカタ‥とリズミカルな音が響き始めました。

PENちゃんを持って行っていなかったため、カメラで姿を捉えることはできませんでしたが、オーストンオオアカゲラさんでした。

そんな感じで久しぶりに森の清々しい空気を吸いながら楽しんでいたら、少年のようなおじちゃんがアマミイシカワガエルがいるよ！と声をかけてくださいました。

高さ２mほどのところにある木の窪みから、ひょっこりはん。

なんてかわいらしいのでしょうか！

一点を見つめて、微動だにしないかえるちゃん。

そしたら、夫が「肩車するから、写真撮って！」と。

体重が増加した体で夫の肩に乗るのは気が引けましたが、確かに写真は撮りたい。ということで、重いから気をつけて！と、そんなこと言われてもねって言葉をかけながら肩をまたぎ、かえるちゃんに近づきました。

幸い、カメラを向けても微動だにしなかったこの子。

数枚写真を撮らせてくれました。

でも、やはり撮られたことが嫌だったのか？撮り終えることには窪みの奥へと姿を消してしまいました‥

絵本の中から飛び出したようなアマミイシカワガエルさん。

また会いたいなぁと思います。

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