【熊本帰省の回想 #2】本妙寺からの叢桂園・釣耕園コースで朝活

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本妙寺の事実

祖父母の家は熊本市西区。そのため、小さい頃から本妙寺によく行っていました。

約400年の歴史があるお寺で、肥後藩の初代藩主である加藤清正をはじめとする加藤家代々の菩提寺です。

なんて書いているとまるで本妙寺について少し詳しいかのようですが、いやはや完全に無知でした。

この記事を書くために少し調べてみたら、本妙寺の大本堂は参道沿いにある大きな大きな建物(写真なし)。今までずっと本妙寺だと思い込んでいた建物は、浄池廟(じょうちびょう)と言って加藤清正公のお墓。浄池廟も本妙寺境内の中にあって、本妙寺浄池廟と呼んでいる人もいるいたいなので、本妙寺と言えば本妙寺に間違いないのでしょうが、そもそも浄池廟という言葉を初めて知ってちょっとショックでした。

でも、少しだけ賢くなったような。

だって、この階段を登った上にある建物が本妙寺本堂って認識しちゃうじゃない?って、わたしだけ?熊本市民のみなさま、知っていましたか?

ちなみに、この176段の階段のことを胸突雁木(むなつきがんぎ)と呼ぶそうです。

むなつきがんぎ。

舌を噛んじゃいそう。

朝日を見に、本妙寺へ

前置きが長くなりましたが、そうです。

ある帰省の日、友人が早朝の6:30に車のないわたしをお迎えに来てくれて、朝日を見るために本妙寺へと向かったのでした。

朝っぱらから付き合ってくれる、なんて優しい友人。ありがたや

赤信号の明かりが強すぎてちょっと残念な写真ですが、月明かりに照らされながら本妙寺へ誘われるわたしたち。

浄池廟裏手にある階段をゼーゼーハーハー言いながら駆け上がり

出会ったのはふうたくん

ふうたくんと朝日でるかな?なんて言いながら待つも、なんだか微妙な様子。

毎朝来ている風なおじちゃんに「今日は出ないかもね」と言われ、ショックを受けるもしばらく粘って待機。

ふうたくんとワン語でコミュニケーションをとりながら、粘った甲斐がありました。

美しい朝日のお目見えです。

しばらく朝日に目を奪われた後、清正公に挨拶をして本妙寺へと戻りました。

散策後、本妙寺境内にある廣嶋屋へ

朝日を拝んで、お寺まで降りたのが8時前。

お線香をあげ

門の前で朝焼けを撮影

ほんと、きれいだった

健康お守りが圧倒的に売り切れていることで、まだまだコロナな世の中なんだなと再確認。

そしてここでの本題。どうして本妙寺での朝活が好きかというと、朝日を拝んだ後に、境内内にある廣嶋屋さんでお茶が飲めるからというのが1つの理由。

民宿をされているからか、正確な時間はわかりませんが朝早くからコーヒーやぜんざい、きなこ餅などを提供されています。

コーヒー200円という良心的なお値段にもビックリです。

トトロ亭へ

そして、本妙寺へ行ったら必ずと言っていいほど立ち寄るのがトトロ亭

いとこにトトロ亭の情報を教えてもらって以降、何度通ったことでしょう。

もともとトトロ亭は子飼商店街にありました。大学生だった頃、大学が飼商店街に近かったため、よく商店街を通っていました。なのでうっすらとパン屋さんあったな〜という記憶もありますが、お金のない学生だったため「高いパンだな〜」と思って買えずにいたのを覚えています。

でも、この年になって健康を意識するようになり、高くてもいいからパンを食べるならいいパンを食べたい!という思考に。

熊本にいたときはカンパーニュをまるごと買い、冷凍してストック。

トトロ亭のパンが家にあるというだけで、贅沢な気分を味わっていたのでした。

さいごは叢桂園(そうけいえん)・釣耕園(ちょうこうえん)

コロナが流行り始めて自粛モードが高まっていた時期、近場を一人で散策し始めて知った、熊本市西区にある叢桂園釣耕園

熊本市民でも知らない人の方が圧倒的に多いと思いますが、わたしの大好きなお散歩コースです。

叢桂園は熊本藩の医学校再春館の師役・村井家の別荘跡で、釣耕園は熊本藩の第3代目藩主細川綱利(つなとし)の「お茶屋」と呼ばれた別荘の1つだったようです。

つまりどちらも別荘跡地。

いつも苔を観察したり、小川のせせらぎに癒されたりしています。

梅の木もあるため、春のお散歩にもよいかもしれません。

まだ行かれたことのない方は、癒されたいときにぜひ。

きれいな朝日を望めただけでなくトトロ亭にも行け、清々しい空気の中、友人とたくさんお話ししながらお散歩できたよい朝でした。

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