【熊本帰省の回想 #3】2時間フェリーで足止めを食うも、なんとか雲仙岳に登頂

今日も熊本帰省を回想。

過去に雲仙のある旅館で数ヶ月住み込みのアルバイトをしていたことがあるため、これまで何度も島原港-熊本新港間を行ったり来たりしたことがありますが、はじめてフェリーにてアクシデント?に見舞われました。

目次

九商フェリーで島原へ

1月半ばから来熊していた夫とともに、友人カップルに便乗して4人で雲仙岳へ。

12月末から3週間ほど快晴が続いていた熊本でしたが、1月13日あたりから天気が崩れ始めて、登山の日も雲行きがかなり怪しくなっていました。

でも、なんとか雨がふらなさそうな予報に変わったため、とりあえず決行となったのでした。

早朝迎えにきていただいて向かった先は、熊本新港。今回は30分で島原へ行けるオーシャンアローではなく、割安な九商フェリー(倍の時間がかかる)に車ごと載り込み、8:30に港を出発しました。

フェリーといえば、かもめです。

濃い霧の中、かもめとたくさん戯れました。

そして写真を撮り損ねてしまいましたが、九商フェリー内がとてもキレイになっていて驚きました。かもめとたくさん戯れたあとは、キレイになった船内でくつろいでいた私たち。

そろそろ港に着くねという時間になったころ、フェリーのスピードがどんどん減速していき、濃い霧の中停止。

「あれ?どうしたんだろうね?もう港だよ〜」なんてお気楽な会話をしていたら、「霧が濃いからすぐには港に入れません。皆様の安全を確保して、入港します」という風な内容の船内アナウンスが流れました。

20~30分のことだろうと思いきや、待てども待てども入港しないフェリー。

予定時刻を1時間以上すぎた頃(10:50)、我慢ならずについにアイスに手を出しました。

アイスはやっぱりジャンボチョコモナカ派

アイスで時間を潰すも、いつ動き出すのやらという状況。

結局、3時間フェリー内で過ごすことになり、11:30ころに島原港に降りることができました。

(わたし以外)郷土料理の具雑煮を食す

降り立った時間は11:30。

ちょうどお昼ご飯に良い時間帯。島原の郷土料理である具雑煮を食べよう!ということになり、姫松屋本店に行きました。

おいしそうな具雑煮。これは、夫が食した具雑煮。わたしは、メニューを見ていたら無性に鍋焼きうどんが食べたくなり、鍋焼きうどんをおいしくいただきました。

人気なお店みたいで、お昼前でほぼ満席になっていました。

さあ、いよいよ雲仙岳へ

フェリーで待機した甲斐もあり、お昼をすぎてからの天気はなんとかくもり。

仁田峠駐車場に到着したものの、濃い霧に包まれているからか、ロープウェーを利用する人も登山している人もいない様子。

でも、もうそのときには登る以外の選択肢はわれわれの中にはなく、霧に歓迎されながら登山を開始したのでした。

とかく何も見えないこの状況。

日頃運動不足のわたしは、登山はじめの30分がいつもきついのです。すぐ足に乳酸が溜まり、ゼーハーゼーハー。でも、そのつらいところを抜けると、だんだんと調子が出てくるから不思議なものです。

いくつかの風穴に出会いました(雲仙岳には10以上あるそうです)。

夏でも4度以下と涼しいため、昔は食料の保管庫として使われていたとか。夏の登山だったら、ここで一息といったところでしょうか。

木の根っこを見ると写真を撮りたくなるのはわたしだけでしょうか。景色が楽しめなかった分、植物や苔を楽しみながら登りました。

この根っこを撮影したのが15:00。

まだ、山頂には着いていません。

帰りのフェリーは17:50出発で、それが最終便。

途中から、これは間に合うのだろうか?と若干焦りつつも、かといってそんなに早くは登れない。間に合わなかったら間に合わなかったで、1泊するか陸路だねなんて話をしつつ、少しだけみんな早足。

15:35に普賢岳に登頂。

もやもやで何も見えないのも、次回の楽しみが増えてよいということでしょう。

ゆっくりとお茶でも飲みたいところですが、この日はすぐに下山開始。

駆けるように下り、50分ほどで仁田峠駐車場に戻ることができました。温泉に浸かって帰りたい気持ちをおさえ、すぐに港へと向かったのでした。

霧の発生でお昼のフェリーは欠航した便もでたみたいですが、最終便は運航。無事に熊本へと帰ることができました。

4人での初登山、楽しかったです。

次はいずこへ!

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