おばぁに郷土料理の作り方を教わり、少しだけ島人に近づいた気がした1日

こんにちは、あれもこれもと書きたいことが溜まっているLovesandです。

先日、移住したときからお世話になっているおばぁに、奄美の郷土料理である鶏飯カシャ餅の作り方を教わりました。

教わったというより、目で見て盗んだ感じ?

それぞれの説明は、分かりやすいWebページから引用しましたので、ご存じない方はご覧下さい。

鶏飯(けいはん)は、鹿児島県奄美群島で作られる郷土料理。日本各地に郷土料理として存在する「とりめし」と同字異読であるため混同されやすいが、「とりめし」が炊き込みご飯や丼ものの形式に近いのに対し、「けいはん」はだし茶漬けに近い食べ物で、違いがある。

ウィキペディア

「かしゃもち」は、奄美地域でつくられる、よもぎを使った餅菓子のことである。“かしゃ”とは、クマタケランの葉のことで、これで餅を包むことから「かしゃもち」と呼ばれるようになったといわれている。
奄美地域ではよもぎがよくとれ、昔から薬草として煎じたりして食されたり、その殺菌効果から匂い消しなどにも利用されてきた。また、クマタケランもショウガ科の植物であることから、殺菌効果、防虫効果の作用があるといわれている。奄美地域のいたるところで自生しており、「かしゃもち」のほかにも、おにぎりを包んだりもされている。よもぎ、黒砂糖、クマタケランの葉と、身近でとれる高い効能を持つ素材でつくる先人の知恵がつまった菓子であるといえる。

農林水産省ウェブページ

その日は、夫がおばぁの畑のお手伝いをしている間に、おばぁとわたしは鶏飯とかしゃ餅を作るというスケジュール。朝早くに行きます!と連絡していたにもかかわらず、寝坊したわたしたちは10:00におばぁのお家に到着。

すでに鶏飯の具材の1つであるシイタケの味付けを済ませてくれていたおばぁ。

おばぁ、寝坊してごめんね

そんなわたしたちを温かく迎えてくれたおばぁは、コーヒーを淹れてくれて早速ティータイム。

おばぁ手作りのがじゃ豆(ピーナツを黒糖で煎った豆菓子)をボリボリと2人で食べ出したら、これがまた美味しすぎて止まらないわけです。遅く着いて、作業もせずにボリボリボリボリとがじゃ豆を貪るわたしたち。

まったくもって、なんてこったい

がじゃ豆の減りが早すぎて焦りを感じたわたしたちは、作業を開始することに。

夫は畑で野良仕事(草刈り)。

わたしはおばぁとクッキングスタート!

まずは、鶏飯の肝となる鶏ガラスープ作り。

ささみとグリーンストアで仕入れた冷凍の鶏ガラ(1パック100円!×2)を、1時間以上ぐつぐつと煮込みます。(すでに別鍋で昆布出汁もとってあった)

その間に、きゅうりを千切りして塩揉みしたり、錦糸卵を作ったり。

気づいたら、あっという間に出来上がり。

真ん中は、刻んだパパイヤ漬。

お店や家庭によっては、海苔やきざんだ陳皮(みかんの皮)、ネギ、ごまなども入れるようです。

鶏がらスープは、仕上げに塩と白出しを適量入れて完成。

つまり目分量、感覚がものをいう

こうして大して働かないうちに、鶏飯をごちそうになったのでした。

おいしかった〜思い出すだけで食べたくなる

午後も夫は野良仕事。

おばぁとわたしはカシャ餅作り。

おばぁが事前に採っておいてくれたよもぎ2kgを包丁でおおざっぱに刻み、フードプロセッサーでさらに細かくしたのち、そこに砂糖1.8kgを加えたものがこちら。

おばぁが水につけておいたもち米も、ミキサーでさらさらに砕かれて、よもぎたちと合流。

餅をつく機械でペッタンペッタン捏ねてからは、庭に生えていたクマタケランでよもぎ餡を包む作業。

給食当番のような帽子を被って、わたしも真剣に作業をしたのでした。

包んでしまったら、蒸し器で蒸して終了。

本当は重ねずに1段がいいって

冷ましてから食べたわけですが、超絶おいしかったのは言うまでもありません。

手作りカシャ餅最高!

こうして、この日はすこ〜しだけ島人に近づけた気がしますが、どうでしょう?

最後は、おばぁが育てている畑で、お野菜をたくさん収穫。

無農薬のお野菜たち、こちらも最高!

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