姿形がしょうがに似ている、非常に栄養分が高い菊芋。
芋なのにデンプンをほとんど含まず、ポリフェノールやカリウム、亜鉛、各種ビタミンを含有し、イヌリンはごぼうの3倍だそう!
先日道の駅で購入した菊芋の説明書きに、上記のようなことが記載されていました。
でも、イヌリンってなに?とひっかかったのは言うまでもありません。ごぼうの3倍って書いてあってすごそうだけど、その単語は初耳。
リンがついてるから、かわいらしい。
かわいいイヌリン、ググってみましたら水溶性の食物繊維のことみたいです。
イヌリンは大腸まで届いてビフィズス菌を増殖する作用があったり、血糖値の上昇を抑制したりするなどの効果があるみたいです。でも副作用として、稀にお腹がゆるくなったり、お腹が張ったり、腹痛が生じることがあるとか。
そんな菊芋の存在を知り、今では我が家で当たり前となった食べ方が偶発的に生まれたのは数年前。
職場にお弁当を販売にきてた方が、菊芋ハンバーグ弁当を出されてて。はじめて食べた菊芋ハンバーグがおいしく、家で真似してみたいと思い、探し出して購入。
購入したはいいものの、なかなかすぐにやる気が起きずに、菊芋ちゃんをざるに入れたまま放置。
そしたら、どんどんしぼんで乾燥していきました。
これは困った、どうしようと菊芋の処理に決断を迫られていたある日、母が揚げ物をしていました。もうこうなれば菊芋もそのまま素揚げしてみる?となり、しぼんだ菊芋をそのまま油にドボン。(ハンバーグ案はどこへ?)
外側がカリカリになるまで、素揚げしたのでした。
そしてまったく期待せずに、塩をちょこっとつけて食べてみたところ…
おいしーい!!!
衝撃のおいしさが口の中に広がりました。外側はカリカリなのに、中はとろっとしている。もう、お口のモードはやめられない止まらない状態。
あの日以来、菊芋=乾燥して素揚げの方程式が出来上がったわけです。
だから、サラダやきんぴら、漬物などいろんな食べ方があると知ってからも、素揚げの一択。
奄美大島でもゲットできた菊芋は、もちろん干されて
10日後に素揚げして食しました。
油を半分にケチったため、中のとろん具合は微妙でしたが、相変わらず美味でした。
そして食べすぎたのか?
普段腸に異常のない夫もわたしも、お腹が数日ゆるくなったのでした。
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