「あの人がこんなこと言ってたよ」と聞いても
「はい、そうですか」以上。
この世界は自分の意識が作った想像の世界。
わたしの宇宙だけのオリジナルストーリー。
あの人もこの人もみんな想像上のキャラクター。成長のため、気付きを与えるために現れた感謝の対象。
意識を向けるべきは自分の内側だけ。
アダムとイブのアダムではありません。
北京の中央戯劇学院に語学留学をしていたとき、広東系の中国にルーツを持つアメリカ人がクラスメイトにいました。見た目はアジア系でギョロッとしたくりくりお目目が特徴的。いつも寝癖をつけていて、授業にはよく遅刻。話し方も独特で服装もルーズだったため、イジメられていたわけではありませんがイジられ気味だった彼、それがアダム。
当時、語学留学生の教室は寮の1階にあったため、起きてすぐ授業に参加していたのでしょうね。アダムは大体パジャマで授業を受けていたイメージ(笑)
わたしも寮生活だったため、アダムとはほぼ毎日顔を合わせます。
仲が良いとか悪いとかは特になく、ちょっと変わってて面白いな〜と思いながら、留学生グループで一緒に山に遊びに行ったり食事に行ったりすることもありました。
話しかけられたら壁を作らない性格のわたしはアダムからしたら話しかけやすかったのか、よく声をかけてもらっていたように思います。
そう、わたしは新しい環境で自分から話をかけるのが苦手なタイプ。特に同世代の人に対して。
そんな感じで特段仲が良いわけではないけれども、親しみは持っていました。
アダムのお悩み相談に乗ったこともあったような。
留学期間中の約1年同じ寮で過ごし、帰国してからというもの、たっま〜にLINEかFacebookでいきなりメッセージが来ることもありましたが、ここ3〜4年はそれすらも無くなっていました。
が
突如としてわたしを思い出してくれたのか?
なんなのかは分かりませんが、冒頭のメッセージのみが画像で届きました。
LINEを開いた瞬間、「アダムよ、いきなりどうしたのだい?日本語で」と思ったもののそれは置いておき、メッセージ自体にはハッとさせられました。
「あの人がこんなこと言ってたよ」と聞いても
「はい、そうですか」以上。
この世界は自分の意識が作った想像の世界。
わたしの宇宙だけのオリジナルストーリー。
あの人もこの人もみんな想像上のキャラクター。成長のため、気付きを与えるために現れた感謝の対象。
意識を向けるべきは自分の内側だけ。
何が起きても、どんな人と出会っても、起きるべくして起き、出会うべくして出会うのだから、感謝を忘れてはいけないな〜と。
そんなことを、アダムからもらったメッセージで気づき直すことができました。
高尚なメッセージをくれたアダムよ
しかしながら、君は寝癖をなおすようになったのかい?とわたしは問いたい。
にほんブログ村
コメント