3月7日〜13日まで徳之島に滞在し、3回目となる徳之島を満喫してきました。
今回は、9日夜から夫も参戦。
一緒に、徳之島で不思議な日々を過ごすことができました。
さて、今回の主たる目的はというと、はじめて徳之島に上陸したときにバスで出会った農家さんのお手伝い。
2度目の徳之島たびで、人生初のタンカン収穫をさせてもらったわけですが、そのときに「来月、お手伝いに来てもらえると助かるなぁ」とつぶやかれていたため、今回はちょっと長めに徳之島たびを決行するに至ったのでした。
7日間の滞在のうち、4日半はがっつりと農作業。
1日目と2日目は宿に泊まったり友人宅に泊めていただいたりしたのですが、3日目以降はずっと農家さんのおうちに居候(最終日は寝るときだけテント泊)。宿泊2日目あたりから実家にいるかのような感覚で過ごし、まるで農家の娘な日々でした。
まるでお父さん
お友だちとなった農家さんは、アラカン男性で現在はひとり暮らし。
集落での人間関係は濃いため、日々人に囲まれてにぎやかそう
でも(?)、自炊はお手のもので、毎朝朝ごはんを作ってくださったり、わたしたちが1日海へ釣りに遊びに行った日なんかも夜ごはんの心配をしてくれて食べるものを準備してくださっていたりと、まるで父。
釣りに行った日はお風呂まで沸かしてくださっていたのよ
いろんな人に対する声かけも、常に優しい。
人に全く緊張感を与えずに自然体で優しくできるというのは、わたしの理想だったりします。
タンカン作業
わたしが名瀬(奄美大島)から亀徳(徳之島)へ行くときは、フェリーを利用。朝5:50ころに名瀬を出港して9:00ころには亀徳に到着するため、初日からフルで活動できるのです。
今回は7日に徳之島入りしてから、そのままタンカン収穫へと向かったのでした。
もうタンカン収穫にも慣れていたためすぐさま作業に入り、枝をハサミでパチっと切り、ヘタの部分ぎりぎりのところでもう一度パチり。2度切りされるタンカンさんたち。
今回は、農家さんの師匠の娘さんご夫婦(師匠は94才)と一緒に作業。
農作業は何が楽しみって、やっぱりお外で食べるお昼ごはん。
サンテナに座って、心地よい風を感じながら食べるお昼は、格別です。
タンカンの幹に味のある苔が生えていたため、伊右衛門の広告で使えそうな写真も撮影できちゃいました。
10:00と15:00は、おやつタイム。
この写真は、たしか2日目に朝から倉庫で箱詰めしていたときのおやつ。
師匠の娘さんご夫妻と一緒に休憩をしていたら、ふら〜っと地元のおじちゃんたちが2人遊びにいらして、気づいたら1時間半ほどみんなで談笑していました。
地元の人しか知らないような話を聞ける絶好の機会
このゆるい感じがたまりません。
この日の午後は、師匠の奥さま(齢91)も箱詰めに参戦。
「わざわざ名瀬からお手伝いに来てくれて、ありがとうね〜」と観音様のようなほほえみで声をかけていただき、嬉しかったのは言うまでもありません。
笑顔がかわいくて、ただそこに座っているだけでも絵になるおばあちゃん。
おばあちゃんがただニコニコとほほえんでいるだけで、その場が和むというのはすごいことだと思います。
91年という長い人生が、笑顔に深みをもたせるのでしょうか。
海を望む場所で、じゃがいも収穫
徳之島といえば、じゃがいも!と連想できる人は、どれくらいいるのでしょうか?
わたしはと言うと、恥ずかしながらじゃがいもの名産地であることを知りませんでした。
農家さん曰く、「北海道には徳之島のじゃがいもを取り寄せて買う人もいるんだよ」と。
とある日、すでに来ていた夫も参戦して、農家さんのご友人の畑でじゃがいも掘り。
赤土と海のコントラストが好き
掘り起こされるじゃがいもさんたち。
この掘り起こされたじゃがいもさんたちを、カゴに拾う作業が腰にきてきつそうでした。
わたしは座って、選別する作業
この日は10:00のおやつに、あんばそうめん(油ゾーメン)。もはやおやつの域を超えて、お昼ごはん。(昼ごはんは、別にしっかりといただきました)
朝もしっかり食べてるし、満腹感半端ないわけ
90代のおばあも一緒に(たんかん収穫とはまた別のおばあ)、楽しくおしゃべり。
ほのぼのとした時間、よきです。
今年は不作というお話でしたが、たくさんの新じゃがさんたちを愛でることができて幸せな時間でした。
夜は、WBCを観戦しながらみんなで打ち上げ(?)。
おいしかったな〜
そして丸ぼうろを猫の手で手繰り寄せるおばあも、かわいかった。
畑で出会った子たち
たんかん畑で出会ったアマガエルちゃん。
たんかんとたんかんの間から飛び出してきて、心臓が飛び出すくらいびっくりさせられました。
セサミストリートのカーミットにそっくり。
夫の肩に乗ったカーミットちゃん。
手がたまらなくかわいいです。
こちらもたんかん畑で出会ったトカゲちゃん。アオカナヘビというみたいです。
目尻がキリッとしていて、聡明そうなお顔立ち。
男飯
宿泊の最終日、農家さんは不在でしたがわざわざカレーを作っていってくださいました。
久々にカレールーを使ったカレーを食べたわけですが、これが想像を超えるおいしさ。
男飯、あなどれません。
後日更新しますが、海釣りで釣ったアカハタちゃんの煮付けもちゃちゃっと作ってくださいました。
おいしかったなあ〜
名瀬に帰ってきてスーパーに同じお魚産ちゃんが売ってありましたが、1匹なんと約1000円。
高級魚!
さて、今日はここまで。まだまだ徳之島編が続きます。
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