大島紬のすごさを実感した5日間が終了

昨日、カンゾウを生で食べてみたらレタスのような食感があってほのかに甘く、おいしいことに気づいたLovesandです。なので、今日は本格的にサラダとして食べてみました。

普通においしいです。

それにしても、わたし「サラダ用にちょっとカンゾウ採ってくるね〜」夫「うん。」という会話。よく考えたら、普通じゃない。

だって、都会だったらカンゾウが家の近くに生えていない。

もし、家の近くにカンゾウが生えていて、まだ食べたことないよって人がいたら、ぜひ食べてみてほしい。そのおいしさに気づいたとき、サラダに欠かせない要員となることでしょう…

そして昨日も夫はアオリイカを釣り上げてきてくれたので、今夜もお刺身とマダ汁を堪能することができました。

※グラタン皿に汁をついでいることには、目を瞑ってください。引っ越しするまで、新しいお皿はきれいに保管中なのです。

出汁にイカ墨を加えて、味噌でといたものをマダ汁というみたいです。こちらも美味。

さて、いつも前置きが長くなってしまいますが、10/17(月)から5日間受講していた「大島紬担い手育成支援セミナー」が本日終了しました。

昔から、職人さんが作る工芸品などに興味があって、高くて手は出しにくくとも伝統工芸品を見るのが好きなわたし。

ハローワークでセミナーのチラシをいただいた際、セミナーのキャッチフレーズ「大島紬で奄美を学ぶ」という言葉に一瞬でロックオンされてしまいました。すかさずその場で申込書を提出。10名の定員に対して50名の応募があったみたいですが、ありがたいことに運良く通ったみたいで、受講することができました。

5日間という非常に短い期間で、図案作成、締め工程、加工、機織り、泥染めについて教えていただきながら、いくつかの工程を体験することができました。(写真はほとんど撮っていません)

締め機
金井工芸さん
テーチ木染
色入れ

細かい説明をする知識はありませんが、フランスの「ゴブラン織」、イランの「ペルシャ絨毯」と並び、なぜ大島紬が世界三大織物に数えられているか、体験してみてよく分かりました。

図案作成からはじまり、さいごの機織りに到達するまでに、とてつもなく気の遠くなるような緻密で細かい作業が多岐にわたって行われていることを知ることができたからです。膨大な作業量と携わっている人の多さを考えると、大島紬の価格は安すぎるのでは?とも思います。

セミナーの講師の方は、各工程のベテラン職人さんたち。技術力はもちろんすごいのでしょうが、なんてったって人間力がすごい。数時間の受講で、先生たちに魅了されてしまいました。

日本の工芸品はどれも一見すると高いですが、耐久性や技術の高さを考えると大島紬同様安いともいえます。

日本の伝統を絶やさないためにも、わたしにできることは積極的に生活の中に伝統工芸品を取り入れていくこと。ホンモノをお手入れしながらずっと大事に使う。そうありたいです。(あくまで理想。理想と現実の狭間で揺れるのが常)

工芸品ってすばらしい。

職人さんのお仕事ってすばらしい。

そんなことを実感し、充実した5日間となりました。

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