【ハネムーン旅行記 #6】只見線に乗って、福島県は三島町でサイクリング。夜は長野入り。

くもり続きの奄美。

そろそろお布団などは衣替えです。なので、もう今シーズンは使わないタオルケット類を洗ってしまいたい。でも、なかなか晴れない。晴れても、突然雨が降ってきたりするため、おでかけがしにくい。

と、奄美のお天気事情にまだ慣れないLovesandです。

さて、本日はハネムーン6日目の福島編を書き綴りたいと思います。

目次

新しいはじまりの予兆か

奥会津ただみの森キャンプ場のバンガロー泊(寝袋)は心地良すぎたのか、はっきりとした夢をみました。

それは、茶色ぶちの子猫を自分の手でにぎりしめて殺めるという残酷すぎる夢。両手で子猫を優しく握りしめて、徐々に力を入れて殺めていく。でも、なかなか子猫の息の根が止まらない。だからわたしは必死になって力を入れる。

目覚めた瞬間、夢だったのかとホッとしたのは言うまでもありませんが、不思議とバツの悪さのようなものはありませんでした。むしろ、清々しいくらいです。

こういう強烈な記憶に残った夢をみたとき、わたしは夢占いを検索することがあります。

過去には、大便をもらすという明らかに変な夢を見ため検索してみたところ、宝くじがあたる前兆と書いてあったため、試しに宝くじを買ってみました。当時はお金のない学生。スクラッチを10円玉でこすると、なんとアタリ。調子に乗ってその後も2回購入し、3連続で当たったのでした。(いずれも少額でしたが)

そんな記憶も蘇ってきて、起きてすぐに「夢占い 子猫 殺める」で検索してみました。

そしたら、どのウェブサイトをみても「新たな自分に生まれ変わる」という意味合いで書いてありました。逆夢です。子猫は子供のような純粋・稚拙といった気質を象徴しているようで、殺めるというのは、それを自分で変えていくことを意味しているみたいです。

だから、罪悪感を感じることなく清々しかったのでしょうか。

それだけでなく、もう1つ。

この日の走行距離のはじまりが、大阪から出発してちょうど1111.1kmだったのです。

数字の「1」も、夢があらわしている意味と同様に新たなはじまりを意味する番号です。

おけさ柿を食しながら気持ちの良い朝を過ごし、只見駅に向かうまでのちょっとしたドライブ中、新たな自分への展開がどうなっていくのだろうとワクワクしたのでした。

2022年10月に運行再開した只見線に乗る

夫に教えてもらうまで知らなかった全国屈指の秘境路線と言われている只見線。「紅葉の美しい鉄道路線ベストテン」で第1位に選ばれたこともあるようです。

そんな只見線。2011年7月に新潟・福島豪雨が発生し、鉄橋の流出や土砂崩れによる線路の崩壊など、甚大な被害を受けたようです。災害後はJR東日本の懸命な復旧作業により大部分で運行が再開されたみたいですが、被害が特に大きかった会津川口・只見駅間は今年までバスの運行が続いたみたいです。(詳しく知りたい方は、只見線ポータルサイトをご覧ください)

そのバス運行が続いた区間も、2022年10月から11年の時を経て運行再開。

今回は全面再開した只見線に、乗ってきました。

寒かったこの日でも、夫は短パン。元気です。(ちなみに、わたしはタイツを履いて長ズボン)

只見駅から会津宮下駅へ。

只見駅の時刻表はこちら。わたしたちは、7:11発の電車に乗車しました。

会津宮下駅に到着するまで2時間ほど。

紅葉はまだでしたが、霧のかかった美しい風景を眺めながら、ときにカメラ小僧になりながらゆっくりゆらゆらと揺られました。残念ながら、電車内から撮影した写真はボケボケのものばかりで唯一載せれるのはこのかかしさんたちだけ。

可愛すぎます。そして、地元の方たちの思いが伝わってきます。待ち焦がれた全線開通、みなさんとっても嬉しかったのでしょうね。

揺られながら外を眺めていると、農作業をしている人、町を歩いている人など、電車が通るのに気づいた人は笑顔で電車に向かって手を振ってくれていました。感動です。

途中、川口駅で40分間の停車タイムがあったため、川口駅周辺を散策してみました。

登校する高校生
川口駅に停車する電車
かわいかったかぼちゃ

この町にとってはただの日常も、南の島からきたわたしにとっては非日常で。なんでもかんでも写真におさめたくなりました。

駅構内にはおいしそうな栗弁当とおにぎりが販売されていたため、ギリギリまで町散策を楽しんでお弁当を買って再乗車。これぞ本物の駅弁です。

駅でお弁当を購入して、電車で食べる。いつ以来でしょうか?もしかすると、はじめての可能性があります。駅弁と聞くと、デパートのイベントというイメージしかなかったわたしですから…

おいしかったです。

三島町で風をきる

9:00すぎに会津宮下駅に到着しました。

さ〜てどうするか、と到着して考えるのはいつものこと。駅で情報収集していたところ、近くの三島町観光交流館からんころんでレンタサイクリングができることが判明。只見線の撮影ポイントへ行くにも距離があるため、14:30の戻り電車に乗るまでの間、サイクリングをすることにしました。

会津宮下駅

はじめて乗る電動自転車の軽やかさに驚愕し、中学生に戻ったかのようにおばさんは森の中や田んぼ道を爆走しました。

たまに下車して写真撮影。

この懸命に撮影しているわたしが撮影した写真がこちら。

秋の味覚も発見。

畑仕事をしているおじちゃんに話しかけるというおばちゃん力も発揮しました。

まるでトマトのようですが、花ナスという観賞用のナスを栽培されていました。

ちゃっかり2本ほど、いただいて帰りました。おじちゃん、ありがとう。

日本昔話に出てきそうな集落も通ったり。

ところで、なぜこの会津宮下駅で下車したのかと言うと、第一只見川橋梁ビューポイントがあるからです。只見線を走る電車を、ビューポイントから撮影するというのがメインの目的です。

ビューポイントから見える橋を電車が通るのが13:00ころ。それまでの時間、工芸会館や道の駅で楽しみました。

午前中まではくもりで、サイクリングを楽しんだわたしたちですが、撮影時間が迫るにつれて徐々に雲行きが悪くなっていきました。そして、もう行かなきゃねって時間になり、雨が降り出したのです。

道の駅に自転車を置いて、濡れながらビューポイントへ。(徒歩3分)

まだかなまだかなって首を長くして待って、来たら一瞬で終わりました。

夫が撮影した写真がこちら。

紅葉していたら、もっと綺麗だっただろうなと思います。また、積雪シーズンにも来てみたいものです。

雨に打たれながら、三島町観光交流館からんころんへと戻ったら、なんと花ナス栽培のおじちゃんがコーヒーを飲んでいる。

「捨てなかったみたいね!」と。

せっかくいただいたものをそう簡単に捨てませんよ〜!

花ナスは交流館の方が新聞でくるんでくださり、大事に大阪まで持って帰りました。

戻ってからは交流館の方と楽しくおしゃべり。小学生が書いた記事にもほっこり。

実は、日頃だったらしないだろうスタンプラリーも楽しんでました。

14:30。また会津宮下駅で電車に乗り、只見駅へと帰りました。

行きは広々とすわれるほど人が少なかったのですが、帰りはびっくり。牛の格好をしたYoutuberが撮影をしながら下車していき、車内は満車状態で立っている人もいる。

只見線の人気の高さをうかがえました。

16:00ころ戻って一息ついたのも束の間、わたしたちはそこから長野県を目指して、走り始めたのでした。

安曇野(あずみの)で宿泊

美しい夕焼けを見ながら、ドライブです。

3時間ほど下道を走って到着したのは20:34。この時点の走行距離は、1335.9km

走ってますね〜。

燃費は19/Lほど。スペイドちゃん、優秀です。

この日は力尽き、スーパーで惣菜を大量に購入して宿で食べて、就寝したのでした。

7日目は、岐阜入り。

つづく

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