オオミズナギドリ、助かってほしかった

1週間ほど前、出先から自宅近くまで帰ってきた際、道路の真ん中で動かない鳥さんを発見しました。車で近づいても避ける気配がなかったため、轢かないようにスピードを落としてゆっくり側を通過。

一旦自宅へ戻り、ちょうどお家にいた夫を呼んで鳥さんの様子を見にいくことに。

どうやら、海鳥ちゃんで飛べない様子。

これはどうすべきかと悩み、環境省管轄の奄美野生生物保護センター(℡:0997-55-8620)へ連絡しつつ、海鳥ちゃんを車の危険がないところへ避難。

環境省の方からは、「鳥インフルエンザのおそれもあるため、触らずそのままでお願いします」と言われましたが、すでに時遅し。

人通りも車の通りもない空き地へ移動したのち、しばらく観察しながら環境省の方が来るのを待っていましたが、まだ時間がかかるかな〜と一旦自宅へ。

20分ほどしてから、そろそろ保護に来てもらえたかな?ともう一度見に行ってみたら‥

ちょうど環境省の方が来てくださっていたのは良かったものの、「衰弱して亡くなってしまったようです」と。

もう、ただただびっくり。

数十分前までは、確かに飛べはしなかったものの生きる力はしっかりあるように見えていました。そんなに一瞬で命を持っていかれるなんて、全く想像していませんでした。

その日出会ったオオミズナギドリちゃん。過ごした時間は数十分そこらでしたが、なぜ離れてしまったんだろうという後悔と悲しみでやるせなくなってしまいました。

もし離れなかったとしても、死を免れることはなかったのかもしれません。

でも、寄り添っていてあげたかったなぁと。

完全に余計なお世話かもしれませんが。

次また同じような子がいたら、保護されるまで見守ろうと思います。

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