先天性心疾患ファロー四徴症と向き合う

大家好。

全く更新しておらず、このブログのタイトル‥何事?!と思われてしまいそうな気もしますが、まずは暗い記事でもなんでもございませんとお伝えしておきます。

誰がどこをどう見ても健常者なわたしですが、実は難病に指定されているファロー四徴症心室中隔欠損肺動脈狭窄大動脈騎乗右心室肥大の4つの特徴がある病気)という先天性の心疾患を抱えて産まれました。

詳しくはいまだによく分からないわたし

物心ついたくらいの頃には、母から「2歳のころに心臓の手術したから、20歳になるまでは毎年(手術を受けた)福岡こども病院で検査をしないといけないんだよ」と言われ、20歳までは年に1回、定期検査のため学校を休んで福岡こども病院に通っていました。

が、それ以外は至って普通に過ごしていたため、日常生活においては持病がある自覚なんてほとんどなく(というか全くなく?)過ごしてきました。

今振り返ると、よく普通に激しくサッカーしたり持久走したりしてたな〜なんて思うよねぇ。これからもスポーツに登山に普通にしますが。

しかしながら、今回妊娠をしたことで改めてこの病気と向き合わざるを得なくなりました。

なぜかというと‥初回の妊婦健診でお母さんも心臓を調べておきましょうね!となったため調べてもらったら、「あれ、右心室と左心室の間に穴があいているかもしれない(心室中隔欠損)」という結果になり、「えぇ!こどものときに穴は塞いだはずなのに!熊本の大きな病院でもう一度詳しい検査を受けた方がいいよ!」と母が心配し、かつ夫にも熊本での病院受診を勧められたからです。

そんなこんなで検査のために一時帰省し、自分の体と向き合ってみました。

済生会熊本病院でホルター心電図(まる一日心電図を記録する)を装着してもらい、翌日には心エコー・レントゲン・採血などを経て、いざ先生の診察へ。

とっっても素敵なベテラン医師が1時間ほどかけて詳しくかつ分かりやすく説明してくださったのですが‥端的にいうと、

「穴は空いていないし、自然分娩しても大丈夫!」

ということでした。

ただ、やはり妊娠出産というのは何が起きるか分からない上に、赤ちゃんがお腹にいる十月十日常にジョギングをしているような心臓の状態を経て体に負担のかかる出産を経験し、そのまま育児へ突入ということを考えると心臓への負担は計り知れないため、産後1ヶ月と産後1年後にはもう一度検査をした方がいいと言われました。

「はい先生!」必ずや検査を受けます

現在、妊娠17週と6日。

自分の心臓はきっと大丈夫という根拠のない自信は相変わらずありますが(心臓に限らず、大体根拠のない自信がある。というか、お気楽なだけ?)、今回どうして記事にしたかというと、ネットでファロー四徴症の妊婦さんの経験談などを調べても調べても、全くと言っていいほど情報が出てこなかったからです。

症例が多くないのでしょうね。

でも、やはりわたしのように他のファロー四徴症の妊婦さんはどうだったのか?などなど、知りたい人・調べたい人はこれからも間違いなく出てくるはずです。

そんな方たちのために、参考になるのかならないのか分かりませんが‥これからはファロー四徴症の妊婦という視点でも定期的にブログを残していこうと思います。

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