徳之島に呼ばれた旅

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徳之島へ

奄美大島に移住してから、約5ヶ月が経ちました。

そのうち、2ヶ月くらいは旅行や帰省で不在にしていたので、実質3ヶ月ほどでしょうか。

2022年11月に受講し始めた奄美群島地域通訳案内士育成研修も佳境に入ってきて、奄美群島各地で中間テスト及び実地研修が開催されています。

英語・韓国語・中国語の3コースがあり、わたしが受けているのは中国語。

英語はおそらく30名ほどの受講者がいるのでしょうが、中国語は5名とかなりの少人数。うち、奄美大島はわたし1人で、徳之島2名、与論島1名、喜界島1名です。

ということで、中国語グループの第1回実地研修は徳之島で開催されることになりました(通常であれば各島それぞれで開催されるため、今回はイレギュラーとのこと)。徳之島については、下記記事で簡単にご紹介していますので、ご存じない方はご覧ください。

さて、前置きが長くなりましたが、端的に言って徳之島は最高でした。人が親切で、自然は豊か。そして、引き合う磁石のように自然とすてきなお友だちができたことが、大きな収穫となりました。

バス運転手さんのやさしさ

はじめて行く場所は、当たり前ですが知らないことだらけ。

徳之島在住の方から、事前にバス情報などをいただくことができていたものの、やはりちょっとした不安はあるわけです。

17:00すぎに空港に降り立ってから、17:20発の最終バスに乗れるかどうかドキドキ。手荷物がなかなか出てこず、そわそわするも17:15にはバスに乗ることができてホッと一安心。

「金剛ばる(宿泊したペンション)に行きたいのですが、こちらのバスであっていますか?」と運転手さんに確認すると、「大丈夫ですよ」とのこと。

乗客はわたしとたんかん農家をされている方の2名だけで、目的地に向かう30分ほどの間、運転手さんと3人で楽しくおしゃべりしながら過ごすことができました。

降りる場所も、「ペンションに一番近いところで下ろしますからね」とバス停なんてまったく関係なく(笑)

降りるときも、1kmほどあったペンションまでの道のりを丁寧に教えてくださりました。

徳之島ではスタンダードなのかもしれませんが、なんて親切な運転手さんだったことでしょう。

おかげさまで、日が暮れる寸前でも道に迷う心配がなく、無事にペンションへ行けました。

ありがとうございました。

もやしが高い

節約食材の1つといえば、なんと言ってももやし

熊本にいたころは、1袋30~40円くらいのイメージ。安いときは、19円くらいで購入できたような気がします。

でも、徳之島はちょっとお高め!

1袋徳之島産だと108円、名水もやしで64円。

高級食材です。

実地研修を経て、ともだちができる

メンバーに恵まれた今回の通訳案内士育成研修。

これまでズームでしか会ったことのなかった受講メンバーと、やっと対面で会うことのできた2日間。徳之島在住英語メンバーもあわせて、10名ほどだったでしょうか。

1日目の座学では英語中国語と分かれたものの、2日目の実地研修は大型バス1台で終日観光。マイクを持って各言語で自己紹介したり観光地案内をしたりという緊張する場面もありましたが、それ以外はわいわいがやがや。

奇跡的に雨が降らなかった午前中は、認定ガイドさんの案内で世界自然遺産地域の剥岳林道(はげだけりんどう)を散策。

森のエビフライ(ネズミちゃんがタネを食べた後の松ぼっくり)を見つけたり

ケナガネズミちゃんの優良物件を教えてもらったり

その他様々な植物の知識を学ぶことができ、楽しいお散歩となりました。

犬田布岬
なくさみ館(闘牛場)
樹齢300年のがじゅまる

午後は雨に打たれながら、奄美十景に入っている犬田布岬(いぬたぶみさき)や闘牛場と資料館が併設されているなくさみ館、樹齢300年のがじゅまるがある阿権集落などを見て回りました。

がじゅまるさん、半端ない生命力です。

そうして2日目が終わるころには、自然とみなさんと打ち解けあっていました。

徳之島在住メンバーのガイドで、島内をドライブ

最終日はフェリーの出港が17:00で時間があったため、徳之島在住メンバーが島内ドライブに連れ出してくださいました。

この頃には英語・中国語コースの垣根なく、仲良くなっちゃったもんね

数奇な縁でこの日出会った東京在住の漫画家さんを含め、7名でまずは沖縄からいらっしゃっていた先生たちをお見送り。

空港近くにあるサンドイッチ屋さんでランチを調達し、近くの公園でピクニック。

様々なバックグラウンドを持つ方が集まっているため、話題が尽きず。延々と話せました。

ムシロ瀬

花崗岩が続く海岸線のムシロ瀬カームィの滝をお散歩したりと充実した時間を過ごさせてもらいました。

最後はフェリーが出港するまで見送ってくださり、心が温かくなりました。

美しい夕日まで見ることができ、最高の締めくくりとなりました。

縁があった徳之島、最高でした。

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