10月1日に奄美を出発して、【ハネムーン旅行記 #2】を書いている今は10月11日。昨日、10日間の旅から戻ったLovesandです。いない合間に、奄美の日中もすっかりと秋らしくなっていました。夜は肌寒いくらい。おかげさまで、寝苦しさがなくて夜もぐっすりです。
さて、今回の旅は佐渡島に行くことだけを決めて出発し、最終的には奄美→伊丹→琵琶湖→金沢→富山(半泊)→新潟→佐渡島(3泊)→福島(1泊)→長野(1泊)→岐阜(1泊)→奈良(1泊)→大阪(1泊)という行程になりました。どの場所でも良い思い出ができましたが、旅のメインは佐渡島。
端的に言って、佐渡島は最高でした。
留守中、謎に発生していたコバエ5匹と戦いながら、少しずつ旅を振り返っていこうと思います。
生ごみ、燃えるゴミはすべて出して、キッチン周りも綺麗に掃除したのに!コバエはどこからやってきたのかしら。
今となっては笑い話。妻、げきおこぷんぷんまるになる
奄美を出発した10月1日。ラッキー続きだったのは、1つ前の記事に書いた通りです。
でも、事件は10月1日23時00分に発生しました。
大阪からずっと運転をしてくれていた夫に代わり、富山まではわたしが運転することにしました。
お腹いっぱいで2人とも眠気と戦いながら、どこに宿泊しようかと話しながらドライブ。もう夜も遅いし、当たり前だけどホテルや旅館なんて予約できない。かといって、初日から車中泊はきつい(Lovesandは身体頑丈ではない)。
そもそも宿を決めてから計画練って行かないのかい!って、つこまれそうだけども、これは自由気ままなレンタカー旅。行き先は、風にまかせたのだ。
普段は縁のないファッションホテルにするしかないかと話がまとまり、運転しているわたしに代わって夫が探してくれたところに向かうと…
THE昭和な外観。
なんだか嫌な予感しかしない。
外観を見た瞬間に、「ここはやめたい。別のところ探さない?」との提案もむなしく夜遅いから入ることに。
部屋に入ってみると、タバコのニオイがきつすぎる。(夫にとっても想定外)
何を基準に選んだか尋ねてみたところ、「エリアの最安値を探してみた」と。
結婚前は、一人で登山へよく行っていた夫。一人であれば、登山旅はいつも車中泊だった夫。学生時代からサバイバルな旅が当たり前で、旅でホテルや旅館を使うことはなかった夫。仮眠するためだけなんだからという考えも理解はできるけれども、今は人生で一度しかないハネムーン中。
なんで1泊目からこんなところで寝なければいけないのだと、完全に不機嫌になったわたし。
とりあえず眠りにつくも、1時間で目が覚める。2時間ほど我慢していたものの、タバコのニオイで気分が悪くなってきて深夜2:00に夫を叩き起こす。(Lovesand、ニオイに敏感)
「わたしが運転するから、もう新潟に向けて出発しよう」
そんなこんなで、深夜に富山から新潟に向けて出発することになったのでした。
下道でひたすら新潟を目指す
結局、3時間爆睡できたという夫が運転してくれて、ひたすら下道をすすんで新潟を目指し、気づいたらわたしは完全に寝ていました。
そして、夜が明ける前に目覚めたわたし。
気づいたらすでに新潟入りしていて、上越市付近で朝日を拝むことができました。
旅を振り返り、わたしは寝てるし、この区間が一番ながくて疲れたドライブだったと夫。(このときは、ひたすらに運転してくれてありがとう。)
そして2人とも口数が少ないまま、柏崎の恋人岬なる場所にも寄ることに。
岬には南京錠がたくさんかけられていたけども、そこはわれわれスルー。綺麗な景色を眺めながら、澄んだ空気に心落ち着くわたしでした。夫はというと、岬から見える釣り人を眺めて、釣り師としての血が沸いているようでした。
道の駅新潟ふるさと村
上越市で朝日を拝み、恋人岬へ寄り、新潟港を目指して下道をさらにすすみ。そうして9:00には、新潟港に到着したのでした。今回はレンタカーごと船に乗るため、片道21,710円。
手続きを済ませたあとは、12:35の出発まで時間があったため、道の駅新潟ふるさと村へ行くことにしました。
大きな道の駅の新潟ふるさと村。
ちょっとした植物園やカフェ、イベント広場などもあり、家族連れのお客さんで賑わっていました。なぜか熊本の農産物もちょこちょこありました。まさか、サンサンうきっ子のみかんを新潟でみることになるとは。熊本の農家さん、お疲れ様です。
この日はただプラプラして、ぽっぽ焼きなるものをお昼がわりに食し、港へと戻ったのであります。
いざ、佐渡島へ
今回初めて知ったことですが、日本で一番大きな佐渡島(沖縄のぞく)へ行くには、フェリーしか手段はありません。新潟港と直江津港という2つの港から、佐渡島へ行くことができます。
しかし、車を載せたい人は新潟港からの出発となります。直江津港は人だけの乗船みたいですね。
さて、今回乗ったのはときわ丸。
車で乗船したあと、上にあがるのはエレベーター。
フェリーでエレベーターに乗ると、なんだか豪華客船にでも乗ったような気分になるのは、わたしだけでしょうか。
2時間ほど揺られて、佐渡島が見えてきました。
佐渡島入りしたのは、15:00すぎ。そこから、温泉に入れるという佐渡最南端の二ツ亀キャンプ場を目指したのでした。
二ツ亀キャンプ場で夜を明かす
こんな素晴らしい景色を望める二ツ亀キャンプ場ですが、如何せん風が強く、夜は寒くなることが予想されました。
でも、このキャンプ場はここを経営する二ツ亀ビューホテルで温泉に入れる!とりあえず温泉であったまろう!!
との思いも虚しく、受付で「コロナのため、キャンプご利用の方は温泉を利用できません」と言われてしまいました。
ネット情報とちがうじゃないのよ〜!と悲しみに暮れながらも、すでに陽が落ちそうだったため、風が当たる場所を避けてテントを張ることに。
他に利用客はおらず、貸切状態でした。
トイレはわりかしキレイでよかったと思ったのも束の間、電気がつかない。
温泉も入れないし、トイレの電気もない。
2夜連続で、一応ハネムーンなのに…という気持ちになりながら、明日は絶対に美味しい海鮮料理を食べるのだと心に誓い、この日は、佐渡島のスーパーフレッシュ・マツヤで調達した本日唯一の贅沢品である越後牛と手羽先、そして自宅からそっと連れてきていたピーマンを焼いて食べたのでした。
岩塩をフリフリ。
越後牛も手羽先もピーマンも、美味でした!
深夜から活動を開始した、ながいながい1日も終了。完全に仲直りはできていない2人は身も心も疲れていたため、満腹になったあとはすぐさま眠りについたのでした。
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