野草の秘めた力。セイタカアワダチソウの入浴剤(自作)、効能は?

みなさん、セイタカアワダチソウという植物をご存じでしょうか。

そう、画像の通り全国どこにでもいる黄色いお花を咲かせるアレです。

本当に、緯度関係なくどこでもいる。どこにでもいるから、夫とあの植物はなんだろうねってなり、調べてみてはじめてセイタカアワダチソウという名前を知りました。

北アメリカが原産で、日本生態学会が選定した日本の侵略的外来種ワースト100に入っているみたいです。いろんな都市で駆除対象となっている、嫌われ者のこの子。

でも!スゴい効能を持っているというではありませんか。

それは、デトックス効果

アトピーや喘息に効くだけでなく、腎臓炎や膀胱炎、リウマチにも効くとか。いろんな人のブログを読んでみても、アトピーが治ったなどの効果があった人が多い。これを知ったら、試してみないはずがありません。アトピー肌改善の目的でなくとも、美肌効果もあるそうで。

ということで、今回は食べるというより(お料理にも使える)、入浴剤を作ってみました。

採取する

まずは、セイタカアワダチソウを採取。どうやら、本当は開花前の蕾の状態で採るのがいいみたいですが(酵素が多く含まれるため)、時期が少し遅かったのかすでに開花したものが多かったです。(狙い目は、9月から10月のようです)なので、どうにかまだ蕾が閉じているものを探し出しました。

それがこちらです。

30センチほどの長さでカット。

乾燥させる

水洗いしたのち、屋外に3日ほど干してパリパリになるまで乾燥させました。(写真ありません‥)

煮出す

そして、お次は酵素を壊さないように、60度程度のお湯で20分ほど煮出しました。

ここは、人によって工程がまちまちです。乾燥させたものを細かく刻んで布袋に小分けし、浴槽にそのまま入れる人もいれば、60度くらいに沸かしたお湯に浸けて一晩寝かせ、エキスを抽出する人もいたり、わたしみたいに煮出す人もいたり。

お風呂に投入

さあ、入浴剤ができたところで、エキスもセイタカアワダチソウも浴槽へ投入!

シャワーで勢いよくあてたら、アワダチソウ(泡立草)の名の通り、泡がブクブクしているじゃありませんか。すぎょい。でも、油が入っている訳ではないため、最終的にこの泡たちは消え去りました。

浸かった感想

我が家に追い焚き機能とかはないため、40度でお湯をためてお湯がどんどんと冷めていく中、30〜40分ほどゆっくりと浸かってみました。最後は、ぬっる〜い状態だったのにも関わらず、身体はポカポカ。夫が上がってしばらくした後も、「暑い」を連呼するほど。

デトックスや美肌効果は、1回だけでは効果があるのかどうなのかわかりません。なので、来年は入浴剤を大量生産しようと思います。(さすがに楽天にも売っていなかった)

野草や薬草は、知れば知るほど面白いと思う今日この頃です。

2023.10.23追記↓

昨年この記事を書いたときには見つけきれなかった入浴剤ですが、Amazonでも楽天でも販売されているのを発見してしまいました!

作るハードルが高い方には、購入してみるのもありかもしれませんね。

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