【髪の話①】髪は神?ある本とのうれしい出会い

里帰り直前に、とても良い本(良い情報)に出会いました。

本もまた出会い

きっと、その本を読むと耳が痛いな〜と思う人も多いかもしれませんが、「塩の話」に引き続き、たくさんの人に知ってほしい事実が詰まっています。

今回は一つの記事にすると相当なボリュームになりますので、何回かに分けて更新しようと思います。

目次

髪の悩み

誰だって生きていたら悩みの一つくらいあるものですが、「髪」について悩む方は多いのではないでしょうか?私も例外なく、中学生・高校生くらいの頃から髪で悩み始めるようになりました。

「なんで前髪がベタッとするんだろう‥」「パーマ/カラーデビューしたけどしっくりこない‥」「痛みが激しいけどどうケアすればいいんだろう」「髪質がストレートだからペタンコになって嫌だなぁ」「30代に入って白髪が増えてきた‥」などなど。

髪にまつわる悩みは尽きぬものです。

小さな悩みのようですが、当人にとっては大きな悩みだったりするものですよね

父は昔から薄毛に悩み、母も30代後半から白髪に悩み、還暦を過ぎた今は薄くなっていく頭髪への悩みを抱えているようでした。

ですが、ある本(情報&ヘナ)との出会いで、これまで悩んでいたことの大部分を占める理由が判明。母の薄毛問題(まだ改善の余地おおあり!)だって、解決できる糸口が見つかったように思います!

父の薄毛問題は、遺伝の可能性があるから例外かも?

「髪 あるがままの美しさを求めて」と出会う

ある本とは、森田要著「髪 あるがままの美しさを求めて」

30代に差しさしかかった頃から、感覚的に普通のヘアカラーが嫌になった私は(頭皮が染みるのがとかく嫌だった)、どうしても染めたい時はヘナを扱っている美容院で染めていました。

「髪 あるがままの美しさを求めて」に出会ってから、普通の美容院で施術してもらう黒に染まるヘナもよろしいものではないということを学びましたが‥(私の場合、黒っぽく染めても結局髪が痛んで茶色になっていました)

食材や調味料をできる限り質の良いものに変え、台所用・洗濯用・お掃除用洗剤も身体と地球環境に悪影響のない(または少ない)ものに変え、生活自体をシンプルに整えていく中で、同時期に三方面から「髪 あるがままの美しさを求めて」の著者である森田要さんが普及されているヘナ情報が耳に入ってきました。

シンプルになると、お財布にも優しい生活になってくる

Youtube、行きつけの美容院、近くに住んでいた友人の三方面。

Youtubeで森田要さんのヘナが良いんだなぁと漠然と知り。行きつけの美容院はもともとヘナの取り扱いがありませんでしたが、「ヘナを導入しようと思っているんです」と。友人は、「めっちゃこのヘナいいねん!」と。

どれもすべて同じヘナでした。

もっと詳しく知りたい!と思った私は、友人に「髪 あるがままの美しさを求めて」を借りて読み、そして実家にも届くようにネットで購入していました。

里帰りが落ち着いてゆっくりとその本を読み、「あ、これはブログにしなければ」と思ったわけです。

著者の森田要さん

1978年に美容専門学校を卒業した森田さん。

  • 下積みを経た1984年、ニューヨークでビダル・サスーンのディレクターとして活躍していた方の美容室「Atelier Shin」の居抜き物件を見つけて、その場所で独立してお店を開く。そのときに、美容院に残されていた「ヘナ」に出会う。
  • 独立後は既存のヘアカラー・パーマなどに大きな疑問を持ちながらも施術を継続しつつ、ヘナについての研究に打ち込む。
  • 1988年、ある新聞に経皮吸収がもたらす体への普段、毛染めを使うことで再生不良性貧血を引き起こす可能性があるという記事を見たことをきっかけに、カットとヘナ専門の美容院にすると決意する。
  • 以後、紆余曲折に大変な苦労をされながらも、「髪を壊さない、健康な髪を傷つけない。生まれながらの髪の美しさを最大限に引き出す」を信念に活動されている。

行きつけの美容師さんも、友人も、森田さんが講師のワークショップに参加されて髪のことからヘナについて広く学ばれたようでした。

私もいつかはワークショップに参加してみたい

髪は神

本の中に、髪を「カミ」と呼ぶのはなぜか?という問いがあります。その問いに対して、『髪の文化史』(荒俣宏氏)という本の一節が引用されていました。

 一般に日本人は、天上に神がいる、と考えたので、上をあらわすカミという語を髪の意味にも用いた。当然、人体に宿る神、すなわち魂もまた、上にある毛髪に住まうと信じるようになった。ただ、古代の日本語は現在にくらべて多数の音をもっており、神と髪とでは、ミの発音が微妙にちがっていたという。もっとも、平安時代以後は発音の区別もなくなったから、最後には上=髪=神となっても、ふしぎではない。

潮出出版社『髪の文化史』(荒俣宏著)

そして、神と髪がイコールだという発想は、世界の各所で見うけられると指摘されているようです。

 太陽は、地上に生命をはぐくむ大きな自然のエネルギー。このエネルギーは太陽から発する光の筋によって、地上におくりとどけられる。

 古代人は、この光線を「太陽の髪の毛」と考えた。したがって、太陽は「光り輝く長い髪をもち、長いひえげを生やした神」としてイメージ化される。太陽神とされるギリシア神話のアポロン、インド神話のアグニ、またアステカ神話のツォンテモク、あるいはペルシア神話のミトラも、すべて長い神を八方にのばした神の姿をとる。エジプト神話のラーもまた、黄金の髪に飾られている。

潮出出版社『髪の文化史』(荒俣宏著)

むむむ

神話に出てくる神様の名前はアポロン以外はじめて目にする名前ばかりだったためちょっと難しく感じましたが、森田さんは、そのような所以があるから髪が放つパワーを感じると言います。

分かりやすい例としては、生花とブリザーブドフラワーの比較だと。

つまりそれは、「着色したブリザーブドフラワーはきれいだが、生花のような強いエネルギー、生命力を感じることはない。(引用:『髪 あるがままの美しさを求めて』)」ということです。

続きます

今日は、良い本に出会ったのだよ!という嬉しい気持ちをメインでお伝えする内容になりました。

次回以降は、ヘアカラー・パーマの何が危険なの?問題なの?、痛んだ髪はどうすればいいの?、そもそもヘナって何?、森田要さんのヘナは美容院のヘナとどう違うの?といったことについて記事にしていこうと思います。

髪でお悩みの皆様、ぜひ次回以降もチェックをよろしくお願いします。

購入したい人へ

何本か記事にしようとは思いますが、やはりきちんと理解するには本を読むのがベストだと思いますので、すでに興味を持っていただいた方のために、リンクを貼っておきます。

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